2007年6月7日木曜日

霊園は運営団体

霊園は宗教や宗旨・宗派の制限はほとんどありません、何方でも墓地を持つ事ができます。1923年(大正12年)に開園した日本初の多磨霊園は広い土地に公園風に作られた共同墓地で、その公園形式の墓地は今までの墓地の暗く非衛生的なイメージを一新しました。それ以降に作られた霊園は、ほとんどが多磨霊園をモデルにしています。
この霊園は運営団体により「公営霊園」と「民営霊園」の2種類に分かれます。順に特徴を説明します。まず「公営霊園」は永続性が保証されて、設備が整っている場合が多く。永代使用料や年間管理費が比較的安く済みます。また「民営霊園」は永代使用料や管理料が多少割高ですが、墓石のデザインや大きさに自由度が高い傾向にあります。また動物は人間用の墓地に埋葬できない為、最近ではペット用の霊園も登場しました。
最近では時代のニーズに合わせて霊園も変貌を遂げています。スタンダードな公園墓地形式から、都市部などでは土地を有効活用した、ビル内の屋内霊園もがあります。またよりスペースを有効活用した永代納骨のロッカー式納骨堂や自動倉庫式の納骨堂など様々です。そして墓石などに拘らなければ合葬埋蔵という形式もあります。
様々なスタイルのある霊園ですがその価格は永代使用料、墓石代、年間管理費の合算で決まります。一番高額なのが公園墓地形式の霊園で数百万単位にまります。続いて比較的面積の小さい屋内霊園は数十万から数百万、ロッカー式納骨堂には数十万です。合葬埋蔵には数万円で購入できます。色々なライフスタイルに合わせた霊園の選択が出来る時代の到来です。

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